お肌の悩み
トラブルのない肌とは皮膚の表面が正常な皮脂膜で弱酸性に保たれていることです。 皮脂膜とは毛穴に沿って分泌される皮脂と、汗腺からの汗とがバランスよく混じり合ったもので皮膚表面を外部刺激から守り、滑らかに保ってくれているのです。 皮脂膜は含まれる脂肪酸によって弱酸性になっていてアルカリを中和する働きがあります。皮膚表面を弱酸性に保つことで菌類が繁殖しないようになっています。 では、ニキビ・吹き出物・乾燥肌による痒みなどの肌トラブルはどのように起こるのでしょう。
ニキビ・吹き出物は毛穴に沿ってある皮脂腺から過剰な皮脂が分泌され、角質層 が増殖して毛穴をふさぎ、皮脂が詰まったもの面皰(コメド)ができてしまう状態のことです。 そして皮膚常在菌ひとつニキビ桿菌が詰まった皮脂をエサにすることにより、炎症が起き更にひどくなると化膿したりしてトラブルを大きくしてしまうのです。 また、皮膚表面の皮脂は放っておくと酸化され肌を刺激してしまうのです。
皮脂やメイク料を取り去るクレンジングと泡のソープとのW洗顔が大切です。 「脂汚れ」は「油」で取り除くということでクレンジングオイルやクリーム で優しく汚れを浮かせて落とします。 次にソープの泡で優しく包み込むように毛穴の周りなどの」古い角質層を洗い流します。 しかし、皮脂を取りすぎないような刺激のない洗顔料とすすぎの水の温度も 刺激のない微温湯(35℃前後)が良いでしょう。
EXS・Pボディナノソープ 180ml
オードムーゲ 160ml
500ml
ニキビ・吹き出物の原因は体の内面からのことも多いようです。 *思春期はもちろん大人のニキビの原因はホルモンバランスの乱れです。 男女共に思春期は男性ホルモンが多く分泌されます。 男性ホルモンは皮脂分泌を活発にさせ皮膚の角化を促す働きがあり毛穴 も詰まりやすくなるのです。 女性なら生理前の時期に多くできます。 これはプロゲステロン(黄体ホルモン)により皮脂の分泌量が増加し毛穴に詰まるためです。 ホルモンバランスが崩れるのは自律神経のバランスが崩れること、 つまりストレスが原因になることが多いのです。 従って、ストレスを解消することが免疫力もアップさせ、ニキビや吹き出物の 発生を抑えることになります。
*食事のバランスの乱れや睡眠不足など生活習慣を見直しましょう。 特に食事はバランス良くとり、便秘・下痢の予防に腸内環境を整える 発酵食品を意識してとりましょう。 糖分や乳製品・肉など動物性脂肪の取りすぎに注意しましょう。 抗酸化ビタミンA・C・Eや脂質代謝にかかわる皮膚のビタミンB2・B6そしてカルシウム・亜鉛などのミネラルを積極的に摂取することをおすすめします。 食事で摂取しにくいときはビタミン剤やサプリメントで補うと良いでしょう。 睡眠を充分にとり1日3食バランス良く食べることにより 快食・快眠・快便の規則正しい生活習慣を維持することができます。